船員位置管理システム
商品について
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- 海洋
船員位置管理システムは、陸上・海上の現場で働く作業員の位置を、専用のスマートフォンを用いてリアルタイムに管理するシステムです。クレーン旋回時やウィンチ操作時など事故の起こりやすい場面において、作業員の位置情報を管理し警報音を用いて注意喚起を行うことで、現場で遭遇する労働災害リスクに対応します。
NETIS登録情報はこちらから『QSK-190001-A』 [外部リンク]
特 徴
船員位置管理システムの主な特徴
- 専用スマートフォンで作業員の位置をリアルタイムに管理
- 危険エリア内に作業員が入ると、PC、スマートフォンで警告音とアラート表示
- オペレータ、安全管理責任者は遠隔で作業員の位置をモニタリング
作業員の位置をリアルタイムに管理
専用アプリケーションを起動させたスマートフォンを作業員全員に常時携帯してもらい、作業員の位置情報をPC画面上に同一表示させることで、管理者(管理責任者やオペレータ)は作業員の動きをリアルタイムに把握。
危険エリア・侵入禁止エリアに入った際や一定時間動きがない場合などに、警報音を発令させ注意喚起を行います。また、アプリを介して管理者側から作業指示や呼び出しを行えます。
システム概要
- 危険エリア、船外エリアなどは作業船に合わせて設定可能。
- 台船にはGPSコンパスを設置、クレーントップにはDGPSアンテナを取り付け。
- 作業員はスマートフォンを携帯、毎秒位置情報を送信。
- オペレータ、安全管理責任者はモニター上で作業員の位置を確認。
- 危険エリア内に作業員が入ると、PC、スマートフォンでアラート表示と警告音。
- 作業員への個別呼び出し(警報)、一斉呼び出し、応答確認機能。
- 固定座標での危険エリアの設定が可能。
モニタリング画面
エリア設定
モニタリング画面には作業船や土運船と共に、設定した監視エリア、船外エリアなどが色分けされて表示されます。また、ウインチ付近やブーム下、クレーンの旋回エリアなど、任意のエリアを危険エリアとして設定できます。
作業員
作業員の名前表示ができます。
※スマートフォンは当社指定の機種をご利用いただき、専用アプリが必要になります
安全対策の必要性
作業船による港湾工事には、はさまれや転落、転倒、崩壊などの災害リスクがあります。過去5年の死傷災害発生数は減少傾向であると言えますが、大幅な改善には至っていないのが現状です。
Blog:作業船での災害の発生状況 考えられる原因と対策を解説
さまざまな用途で手間なし活用
陸上工事現場やケーソン上など、船上作業以外でも活用できます。また図面やエリア設定などの事前設定に関しては、基本的に弊社で全て行ってからお渡しとなるので、導入後すぐにご利用いただけます。
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