HDT Background Radar ミリ波レーダー警報ソフト
商品について
- レーダー
HDT Background Radarは、堅牢型多機能タブレット端末「HDT320」と、79GHz帯ミリ波レーダー「OSA-79G-AL」を用いた警報ソフトです。重機後方に取り付けたレーダーにより物体を検知し、HDT320から発せられる80dBの大音量警報で、巻込や衝突に対する注意喚起を行います。近距離・中距離・遠距離と、事前に設定した判定距離に応じて警報音を分けることができ、雨や土埃などは検知せずに人や車両を検知できます。
特 徴
HDT Background Radarの主な特徴
- 雨や土埃などの視界不良に左右されずに人を検知
- 最大30mまで検知距離の設定が可能
- 80dBの大音量スピーカとLEDによる警報
- タブレット上で簡単設定
- シンプルな構成で後付け設置
距離に応じて警報音を設定
車両後方、地面から1mの高さにミリ波レーダーを設置。検知距離は最大30mまで設定でき、近距離・中距離・遠距離と、事前に設定した判定距離に応じて異なる警報音を発令させます。
視界不良時でも人を検知
波長がmm単位となる20~300GHz帯のミリ波は、電波でありながらレーザーのような強い直進性があります。また、カメラやレーザーとは異なり、雨や霧、湯気や土埃などの視界不良に左右されずに人を検知することが可能です。
大音量スピーカとLEDによる警報
HDT320は80dBの大音量スピーカを搭載しているため、ノイズの多い現場内でも警報音を聞き逃しません。また、警報音と共に緑・橙・赤に搭載LEDが発光します。
タブレット上で簡単設定
最大距離設定
1m単位で最大30mまで設定することができます。
※ミリ波が人を正確に検知できる距離はおよそ10m以内です
検知の有効範囲
検知範囲を区切るための設定で、最大で遠・中・近距離の三段階に区切ることができます。
距離判定
0.1m単位で設定することができます。
デフォルトは、遠距離10m・中距離5m・近距離3mが入力されています。
検知幅
レーダーの左右を検知する幅を、0.5m単位で設定することができます。
1mと設定した場合、ミリ波レーダーの中心線から右1m、左1mの左右合計2mを検知します。
シンプルな構成
堅牢型多機能タブレット端末「HDT320」と、ミリ波レーダーユニット「OSA-79G-AL」を、CANまたはシリアルで接続します。
その他製品に関するご案内
堅牢型多機能タブレット端末「HDT320」
過酷な現場での使用を前提とした、タフなタブレット端末
HDT320は、建設機械に後付け設置可能な堅牢型Androidタブレットです。2周波GNSSモジュールを2基搭載し、建設機械の位置や方位をセンチメートル級精度で計測し、マシンガイダンスや位置誘導・機械制御に利用できます。過酷な現場における使用を前提とした耐振動、耐衝撃、防塵、防水性能を有しています。
2周波RTK-GNSS受信タブレット端末HDT320[製品リンク]
ミリ波レーダーユニット「OSA-79G-AL」
HDT Background Radarをご利用いただくためには、ミリ波レーダーユニット「OSA-79G-AL」が必要になります。スペック等の詳細に関してはこちらをご参照ください。